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アラン・カステックスの伝説のドメーヌ、カゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズ!すでにマイヨールでの経験も7年目を迎えています!丸いタンニン、果実の旨味など全てがバランス良く整ったピュアな液体!
ワインの説明
<インポーター資料より転載>
2019年6月、熱波が到来していた灼熱の南フランスで新生カゾ デ マイヨールのジョルディと初めて会った。写真をみてイメージしたジョルディは実際に会って話をしてみると、いい意味で違っていた。当初のイメージは、ヤンチャでまだ落ち着きがなさそう。彼で大丈夫なのか?と思っていたが、しかし彼の話を聞き、彼の造ったワインを飲むとそんなネガティヴなイメージは一切消えた。
あのカゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズは1983年のトゥールーズ生まれ。奇しくもアラン・カステックスと同じ街の生まれ。彼の最初の仕事は公務員。しかし庁舎での退屈な事務仕事が嫌になり25歳の時に退職。ボルドー大学で醸造学を学び、その後約2年間、サンジュリアンのシャトー・ベイシュベルにて働き、続いてさらなる経験と自身の生活の為、マルマニヤック及びラングドックの大手ドメーヌで責任者を努める。この頃からジュルディは有機栽培に関して興味をもっていたが、自然派ワインの存在はまったく知らなかったという。
彼は現在41歳。バニュルスに移り住み6年。カゾ・デ・マイヨールでの経験も2021年で7年目を迎える。彼ははっきりとものを言う「最近の自然派に多いキャンディー的なマセラシオン・カルボニック香や酢酸香は嫌いだ」と。一緒にテーブルを囲み、とある有名な自然派生産者のワインを飲んだときにも「MC香が強すぎるから俺は好きじゃない」と言っていた。彼のワイン造りはしっかりとした方向性があり、各キュヴェにはきちんとしたキャラクターが表現されている。
「今後の目標や目指しているスタイルはなに?」と尋ねた時、ジョルディは直ぐにこう答えた。
「継続と正確さの追求」
彼自身、独立したのだから自身のワインをこういう方向性にもっていきたい、と言うような答えを想像していたが、それとは全く違った。継続と正確さの追求。彼はこうも続けた。「アランから受け継いた畑、そして経験をいかに継続していくか。それを自身に落とし込み、いかに美味しいワインを継続して造り上げていくか。そして、その品質をいかに毎回、正確に表現していくか。もちろんアランにはアランのスタイルがあり、自分では自分のスタイルを追求していく。2年目だが自身で醸造したワインには、非常に満足している。これをいかに正確に継続し追求していくか。」
予想以上に落ち着いた回答はこれらのワインを飲めば納得できるに違いない。そして彼はまだ40代になったばかり。将来楽しみな生産者だ。
<ル カゾ デ マイヨール コマ ビュコリックス 2019 赤>
産地:フランス ルーション地方
品種:シラー、マルサンヌ
所有する畑の中でも山側に位置するカニグーの山裾、標高650メートルの花崗岩土壌で、内陸のタレラックという地区にある区画。樹齢20年の全房、除梗した2種類のシラーに、ダイレクトプレスしたマルサンヌのジュースをブレンドし、その後5日間マセレーション。2020年1月に瓶詰め。
ジョルディ曰く、フレッシュさを求めたキュヴェ。抜栓直後からフレッシュな黒系ベリー、ブラックベリーやカシスの果実感とホワイトペッパー、野生のタイムなどの香りが華やかに立ち上り、決して重すぎない質感。明らかにシラーの特徴が出ていますが、ルーションと言うより北部ローヌと言ったエレガントな仕上がりになっており、酸、丸いタンニン、果実の旨味、すべてがバランスよく整っており、まるで引っ掛かりのない液体に仕上がっています。改めてジョルディのセンスを感じられます。
ワイン名: | ル カゾ デ マイヨール コマ ビュコリックス 2019 |
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造り手: | ル カゾ デ マイヨール、ジョルディ・ペレズ |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ラングドック=ルーション |
品種: | シラー、マルサンヌ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | 野村ユニソン |