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伊ピエモンテのロエロ地区に誕生したワイナリー、レ モーレ ビアンケ!可愛いラベルの印象とは異なる、ネッビオーロの風格を感じる上質な赤!繊細な赤い果実味と品の良いクラシックなバランス感が印象的!ポテンシャルも高い!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
中程度の濃さのガーネット色。
いちじく、プルーン、いちご、ラズベリー、ハーブ、微かにスパイス、土などの繊細でピュアな香り。
口に含むとネッビオーロらしいクラシックな酸とタンニンを持った繊細で洗練された赤い果実の味わいが広がります。
いちじく、プルーン、いちご、ラズベリーなどのドライな果実味。
骨太な酸味と量は多くないものの力強さを感じるネッビオーロらしい古典的な表情を持った酸とタンニン。
ほのかにミネラル、ハーブ、スパイス、土、枯葉などのニュアンス。
雑味なくピュアで繊細かつクラシックなスタイル。
まだ若さを感じますが、
ネッビオーロの風格を感じるミディアムボディ赤!
繊細な赤い果実味と品の良くクラシックなバランス感。
ポテンシャルも高い!
(2020.4.21 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
1984年、ロエロ地区、マリアーノ・アルフィエーリの町の小さな農家を購入したボヴィオ家が移住してきました。農民であった父は葡萄にはほとんど興味が無く、アンズやプラムの栽培に力を入れ、元々植わっていた葡萄はほとんど抜いてしまいました。0.3haのネッビオーロだけを残して、、、しかしその少量残した葡萄が、のちにこのカンティーナが誕生するきっかけを作る事になります。幼少期から畑が遊び場だった息子アレッサンドロは、父の畑仕事にくっついて周り、自然と農業が生活の一部になっていました。果樹を売って生計を立てていた父は、少量のネッビオーロを収穫すると近くの大きな醸造所に運び、それにくっついて歩いていたアレッサンドロは、葡萄が発酵し、ワインになっていく様をみて、おのずとワイン醸造への興味を深めていったそうです。その後高校に入る頃には醸造を学びに行く事を決め、アルバの醸造大学に入学。栽培と醸造を学び、卒業後はエノロゴ(醸造家)として働き始めました。エノロゴの仕事では、毎年5軒以上のカンティーナをコンサルしていたため、栽培のアドバイスはもちろん、年5回の収穫と醸造を共に行う事で、普通の農家よりもより多い経験を積むことが出来たと言います。2000年頃、父が農業を引退する事を決め、アレッサンドロが後を引き継ぎました。それまで果樹主体だった畑には、2002年から徐々に葡萄が復活し(アレッサンドロが植樹し)、いまでは3haの葡萄畑が家の周りに広がっています。その後結婚し子供が生まれ、ある日まだ小さな娘を抱いてテラスから葡萄畑を見た時、自分がこれからすべき事を見つめ直しました。健康に害のある、ケミカルな物質を使った栽培は意味が無いと思ったのです。そこから有機栽培を学び、自分で手掛ける畑で農薬や化学肥料に頼らないワイン造りをするため、数年かけて準備をしていきました。そして2015年、ついに自らのカンティーナ、レモーレビアンケを立ち上げる事となりました。
<レ モーレ ビアンケ ネビウリン 2020 赤>
ネッビオーロ100% ステンレスタンクにて発酵。彼のワインの中で唯一木樽を使わないワインです。熟成はセメントと一部アンフォラを使用。マロラクティック発酵時に極少量の亜硫酸を添加します。長期熟成タイプでは無く、若いうちに楽しめる様に仕込んだネッビオーロです。2020年はとても滑らかで、すでにタンニンがとても柔らかさを放ち始めています。非常にきれいな果実味と程よく支える程度の酸の伸びが心地よく、旨味がジワジワ広がるタイプのネッビオーロです。若いうちから楽しめるワインではありますが、非常にポテンシャルが高いワインだなと感じています。長期熟成にも耐えうるバランスと力強さを内に秘めた素晴らしいワインです。
ワイン名: | レ モーレ ビアンケ ネビウリン 2020 |
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造り手: | レ モーレ ビアンケ |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | イタリア/ピエモンテ |
品種: | ネッビオーロ |
特徴: | 有機栽培 |
輸入元: | オルトレ |