ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

濁った紫色。
カシス、チェリージャム、ダークチェリー、プルーン、スパイス、赤い花などの甘くナチュラルな香り。かなり揮発酸が強いです。
口に含むと旨味たっぷりの良く熟した果実味に揮発酸の高さがワイルドな面白さを与えるナチュラルで豊かな味わいが広がります。
カシス、チェリージャム、イチゴジャム、ダークチェリー、ドライプルーン、ドライフィグなどの良く熟した果実味。 酸味は豊かで、若さを感じるものの味わいに良く溶け込んだタンニン。 凝縮感も高く、出汁のような風味も感じる果実の旨味がたっぷり。 ほのかにスパイスのニュアンス。 余韻もナチュラル。

とても良く熟した果実味と豊かな旨味を持った味わいに、 揮発酸の高さがワイルドな楽しさを与えるとてもナチュラルな赤！ たっぷりの果実味も余韻ではすっと沁み込んでいきます。 （二日目に軽くマメのニュアンスが出ましたが、 ふたくち目からは分からない程度。）

（2021.4.18 抜栓二日目）

＜インポーター資料より転載＞

ヴァンサン・マリーは、2001年、大学時代に通ったワインスクールでヴァンナチュールに出会う。2005年にワイン学校の仲間と一緒にワインサロンを立ち上げたりしながら、徐々にヴァンナチュールの世界に入り込む。2012年、8年間働いた大手スポーツ用品の会社を辞め、ジェラール・シュレール、ジュリアン・メイエーで半年間ずつ研修を終えた後、2013年、オーヴェルニュで2 haブドウ畑を所有し、ノー・コントロールを立ち上げる。

＜VdF デリール・デュ・デゾルドゥル 2018（赤）＞
本邦初リリース♪ノー・コントロールが醸造時のワインのコンディションに合わせて自由なアッサンブラージュを試みたまさにロックンロールなワインだ!全てのキュヴェの澱に40%フュージョンのガメイをアッサンブラージュしていて、全体量は少ないが辛うじて販売できる量を特別に分けてくれた。出来上がったワインはジューシーで魅惑的な危うさがあり、半分以上澱の部分を集めただけあって、旨味がしっかりと詰まっている!余韻に細かいタンニンの収斂味が残るが、こなれてくるとさらに官能的なワインになりそうな予感がプンプンする!最初開けたては還元があるのでカラフをすることをおススメ。

ワイン名は「狂気の錯乱状態」という意味で、パンクロックグループBadReligionのDelirium of Disorderという曲から取った！

グリオット、グロゼイユ、ヘーゼルナッツ、なめし革、潮の香り。ワインはピュアかつ艶やかで明るくジューシーな果実味にダシのような旨味が詰まっていて、洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンの収斂味が余韻をタイトに引き締める！