価格:3,368円(本体 3,062円)
[ポイント還元 67ポイント~]
<テイスティングコメント by me>
濃い不透明な紫色。
カシス、プルーン、ブルーベリー、赤い花、樽、ココア、チョコレート、スパイスなどの甘く艶やかな果実の香り。
口に含むと豊かなタンニンを感じる柔らかい口当たりで、上品な樽の風味を持ったよく熟した濃い色の果実の味わいが広がります。
カシス、プルーン、ダークチェリー、ブルーベリーなどの良く熟した果実味。
酸味はかなり控えめ、柔らかなタンニンが豊かに感じられます。
上品な樽の風味が味わいに溶け込み、
スパイス、鉄、チョコレート、ほのかにスモークなどのニュアンス。
余韻にもたっぷりの果実味が残ります。
良く熟した果実味が美味しいフルボディ!
穏やかな酸味と果実味、上品な樽の風味が溶け合った
とってもジューシーな味わいです!
上品であると同時に素直な表情を残したところが良い感じ!
(2021.11.14 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
概要
概要ドメーヌ・マイユシエは、ローヌ地方・ヴェルコールの自然公園内に位置するドメーヌ/ネゴシアンです。13世紀から存在するシャ
トーを19世紀に現所有者の祖先が購入。2013年に、世界各地でソムリエやレストランマネージャーを務めたアントアン氏がワイン
生産を開始しました。
自然公園内に立地したシャトーということもあり、ドメーヌ開始時から環境への配慮を踏まえたブドウ栽培、醸造を行っています。
農薬、除草材などは使用しておらず、畑も馬による耕作を行っています。敷地内にはブドウのほかに、百歳を超えるアカシアの
樹々やAOPNoix de Grenobleのクルミの木なども植わっています。
歴史
シャトーはもっとも古い記録で1292年まで遡れるそうです。イギリスのHenriIII世と共に聖戦に参加した騎士が帰国の途上、現
在ドメーヌが位置する近くに存在したChâteau de Beauvoirに滞在。この辺りの平野は常に争いの舞台となったため、この騎士に
この地域の安定のための権力が与えられたという事です。現シャトーに、そのころに建築された城塞跡を見ることができるそうで
す。その後数世紀にかけて所有者はかわり、(一時は病院としても使われていた)、19世紀初めに現所有者の祖先の手に。その
ころにはシャトーの周りは畑や厩舎(馬や羊)、パン焼き施設、そしてブドウ畑が供えられていたという事です。当時からワインの生
産もされていたようで、今も地下には巨大な樽が残っているとのこと。
現在
ドメーヌはシャトーの7代目にあたるアントアン氏が運営しています。彼はリヨンのホテル/旅行専門のビジネススクールを卒業し
たのち、ベルリン、マイアミ、ドバイ、ロンドンなどのホテルでソムリエやディレクターとして働いてきました。土地に根差した仕事、
生活をしたいという希望を常に持っていたため、2013年にドメーヌを立ち上げ、ブドウ栽培・ワイン醸造を開始したという事です。
(ブドウの植樹とともに、不足分のブドウを補うためネゴシアンとしてブドウを購入、醸造することも開始した)
。
栽培・醸造
ブドウ畑は80年代に一度引き抜かれました。その後、土壌調査を得て、適切な土壌と山の斜面にヴィオニエ、シラー、ソーヴィ
ニョンブラン、ルーサンヌが植えられました。畑は有機栽培で耕作されており、化学的な除草剤や殺虫剤を使っていません。双子
の雌馬ソネットとロザリーによって耕作されています。このアプローチは主に土壌の圧縮を避けるためと土壌内にいる微生物を促
進するためです。
1ヘクタール辺り: 6000樹 - 植樹は2013-2015年にかけて - 南・南西向きの斜面 - 土壌:シルト(沈泥)、巻き石、粘土 -
醸造所は16世紀に建築され、2015年に全面的に改装されました
<マイユシエ ラ ルージュ マイユシエ 2020 赤>
自然酵母で発酵、28度で15日間浸漬、プレス後、50%がオーク
樽で6か月熟成、残りの50%をステンレスタンクで熟成。樽は
コートロティとコルナスで3年間使用されていたものを使っている
とのこと。
品種特性のでている濃い赤紫の外観、芳香は黒い果実感やイ
チジク・プルーンのジャムのようなニュアンス。丸みのある味わ
いで、黒い果実、ラズベリー的なニュアンス。心地よい酸もあり、
適度な重みとバランスを持っています。
ワイン名: | マイユシエ ラ ルージュ マイユシエ 2020 |
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造り手: | ドメーヌ マイユシエ |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤フルボディ |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | シラー、グルナッシュ |
特徴: | 有機栽培 |
輸入元: | ル ヴァン ナチュール |