ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

軽く濁った杏色。茶色がかったオレンジ。泡は僅か。
杏、黄桃、リンゴジュース、りんごの蜜、オレンジ、花、紅茶、ジャスミンティー、酵母、スパイスなどの活き活きとナチュラルな香り。
口に含むと発泡は極僅か、よく熟した桃やりんごの果実味にたっぷりの旨味が溶け込んだ豊かな味わいが広がります。
杏、杏ジャム、黄桃、リンゴジュース、りんごの蜜、マーマレードなどのよく熟した果実味。 酸味はバランス良く、オレンジワインとしてはしっかりとタンニンを感じます。 口の中にも花の香りが広がり、紅茶、スパイス、酵母などのニュアンスを持ったボリュームある味わい。 ナチュラルな旨味も豊かに感じます。 余韻はスッキリ。

よく熟した果実味が華やかなな微々発泡のオレンジワイン！ 旨味たっぷりのナチュラルな味わいです！ 発泡は極僅かですが、泡が抜けてもめちゃ美味しい！

（2022.5.13 抜栓二日目）

＜インポーター資料より転載＞

アンドレア・ティレッリが畑を所有するピエモンテ州Costa Vescovato村は、人口300人程と小さな村でローマ時代から 多くの村人がワインを生産している。アンドレアの畑は全て南向きの4ha。アレッサンドリアのColli Tortonesiに位置し ている。ワイン造りはビオディナミで行い、化学的なものは一切用いず、銅や亜鉛も必要最低限のみ。また彼の畑の 風上に農薬を使う農家が居ないため環境として恵まれているという。土壌は粘土質に貝殻等の化石が混じるが、５ｍ 毎に土質が変わるエリアで、小石が多い部分も点在する。標高270～300ｍに位置する畑の高い部分には古代品種 のリンゴの樹を植え、鳥が集まり生物多様性を、低い位置には水を吸い上げる力の強い柳を植えている。剪定はブド ウの樹1本1本の個性に合わせて行っている。ブドウはコルテーゼ（2003年に彼の祖父から受け継ぐ）、ティモラッソ、フ レイザ、バルベーラ、ドルチェットを栽培。醸造は主にコンクリートタンクを使用。ステンレスタンクは熟成には使わな い。スティルワインの赤、白については、最低2年経過後に瓶詰めする。全て土着酵母による自然発酵を行う。

＜アンドレア ティレッリ オスタラ 2019 白微々泡＞