価格:7,920円(本体 7,200円)
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<インポーター資料より転載>
1836年から現在の土地に居を構えるコリーノ家は、冬の長いピエモンテの伝統に則って、代々手工業と農業の兼業を行ってきた。5代目で、現当主のロレンツォがワイナリーとしてボトリングを開始。ロレンツォは地質学を専門とする農業博士でもあり、彼のブドウ畑は、ライフワークとも言える“持続可能な農業”の
実験の場ともなっている。一切の農薬を使用せず(年数回ボルドー液を使うのみ)、無施肥、不耕起、無除草を実践、樹齢の高い樹から、圧倒的な凝縮感、熟度のブドウを収穫している。セラーでも、人為的関与はできる限り避けるようにしており、長期間の醗酵・マセレーションを行い、できるだけ樽の移し替えも行わ
ず、醸造からボトリングまでのどの過程においても酸化防止剤を使用しない。
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先日来日した、教授ことロレンツォ コリーノ、ものの見事なまでにワイン醸造のテクニカルな話を一切せずに帰っていきましたね(笑)。実際圧倒的な佇まいのある唯一無二なワインですので、どうしても醸造というヒトが主体的に関わる場面に、そのワインを唯一無二たらしめている秘訣があると多くの方は考えてしまうようなのですが、ロレンツォ自身は「健全なブドウをセラーに持ち込めたのなら、ヒトがその後ですべきことは必要最低限で済む。それよりむしろ、“健全なブドウ”をセラーに持ち込む事の方が、遥かに難しい…。」と考えていたりします。
ミクロ(微生物環境、生物環境、畑の植生など)&マクロ(近隣の森林、低木類、モノカルチャーではない耕作環境)両視点から見て、多様性に満ちた調和の取れた環境と、それらを健全な状態で維持するための農業的アプローチの果てに、ヒトは健全なブドウを賜る事ができ、そして健全なブドウにこそ(ブドウが)本来内包すべき個性(土地、ブドウ品種、年)が余すことなく表現される…。つまり、ロレンツォのワインにある個性は、ヒトが狙ってつくったものというよりは、生まれながらにしてブドウが備えていた美徳(=個性)によるものという事なのかと…。我々ヒトが各々持つべき個性(多様性)も、かくあるべし!とワインが言っているような気がするのは僕だけでしょうか?
<カーゼ コリーニ ヴィナイオータ 2019 (マグナム)赤 ※ヴィンテージ2011-2012-2013入荷時の情報>
2006年以前は捨てていたプレスワインを僕のゴリ押しでボトリングをすることにしたワインで、今回入荷(再入荷)したのは2011,12,13のブレンド。絞ったワインは、澱(微生物混じりの…)が多くなる→熟成中に還元しやすくなる→樽の移し替えをして酸素に触れさせてあげる必要が→酸化防止剤を一切使用しないので酸化のリスクも上がる…という理由でロレンツォは廃棄し、フリーランで出てきたワインのみをボトリングしていたのですが、別の機会で健全なブドウであればあるほど不思議なことに澱が少なくなるという事も言っていたので、だったらちょっと絞ったら?提案しまして…。全量をマグナムにボトリング、日本でしか飲めないワインです!
ワイン名: | カーゼ コリーニ ヴィナイオータ 2020 (マグナム)1500ml |
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造り手: | カーゼ コリーニ、ロレンツォ コリーノ |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤フルボディ |
産地: | イタリア/ピエモンテ |
品種: | バルベーラ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ヴィナイオータ |