価格:3,009円(本体 2,735円)
[ポイント還元 60ポイント~]
<テイスティングコメント by me>
綺麗なサーモンピンク。
イチゴ、ラズベリー、チェリー、桃などのフルーティかつチャーミングな香り。
口に含むと優しい飲み心地で、活き活きとした果実味の中にナチュラルな旨味が溶け込んだチャーミングな味わいが広がります。
イチゴ、ラズベリー、チェリー、桃などの果実味。
柔らかい酸味はバランス良く、タンニンは控えめ。
ほのかにハーブやスパイスの風味。
優しくナチュラルな旨味がじんわり広がります。
余韻もピュア。
ナチュラルな飲み心地の活き活きとチャーミングなロゼ!
じんわり広がる優しい旨味が美味しい!
(2022.8.4 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
街のはずれにある、車が一台通れるぐらいの舗装されていない細い一本道の終点に、ガレージを改装したような小さな醸1974年、ピエール・ジョリー氏が、7haの農場を入手しぶどう畑、オリーブ畑、そしてアプリコット栽培を開始したのが蔵の始まり。
ピエール氏はもう既にこの時から「環境保全」を念頭に置いた農業をはじめました。
その為、同社は1979年に有機農法の認証団体「ナチュール・エ・プログレ」に認証されます。
この頃はやっとぶどう栽培以外の一般の農業分野で「ビオロジック」が注目しはじめた時期であり、
同社は現在世界的注目を集める「自然派ワイン」の先駆者的な生産者と言えます。
ちなみに、自然派ワインの教祖的存在であるニコラ・ジョリー氏が「ビオディナミ」でのワイン生産を始めたのは、1980年から・・・。
また同社は、現在「ナチュール・エ・プログレ」に続き、ビオロジック認証団体「エコセール」にも認定されています。
開始当初より「自然派栽培」を続けている大きな理由は『自然を大事にして、土壌の風味を出すため・・・』と語る当主は、
その当時より“コート デュ ローヌ”らしさを求めていたとても先進的なぶどう栽培者と言えるでしょう。
同社は、1980年代に入るとアプリコットの生産を徐々に止め、ぶどう栽培へと移っていきました。
しかし、栽培・収穫したぶどうは、共同組合に運んでおり、自らワイン醸造は行っていませんでした。
息子アントワンヌ氏が蔵の仕事を手伝うようになった1999年、
所有する畑の面積も20haを超えた事を機にドメーヌ(栽培・醸造家)として独立しました。
独立当初は資金的に困難だったため、友人のワイナリーから設備を借りながらのスタートでした。
しかしDOMAINEとしての独立は、アントワンヌ氏の「夢実現」の第一歩です。
アントワンヌ氏は自らのワイン造りを志して、ボーヌの農業学校で勉強した後「環境保全」や「水質管理」について学び、
「自然を尊重した農業」を目指しながら、1年を通したぶどう栽培と醸造の経験を積みました。
氏曰く「畑仕事から始まり瓶詰めまでの全ての作業は、テロワールの自然な味わいをより多く表現するための”手助け”であるべき」と語ります。
実に謙虚で誠実なワイン造りに、頭が下がる思いです。
<ラ ロッシュ ビュイシエール コート デュ ローヌ ロゼ 2020 ロゼ>
葡萄:サンソー60%、グルナッシュ25% 樹齢:20年、シラー15% 樹齢:平均20年 収穫量:30hl/ha
畑・土壌:粘土石灰質、南東向き
醸造・熟成:すべて手摘み収穫、100%除梗して破砕せず品種ごとに圧搾後、35hlのタンクで全て混醸。
7日間の醸し。直接圧搾によるロゼ。ピジャージュせず。
コンクリートタンクで9か月熟成。瓶詰め前にSO2を1g/hl添加する。
冷蔵庫温度でも魅力全開のプティ・ジョーに対してこのロゼは温度高めがベター。
温度上昇に伴ってクラッシュしたアメリカンチェリー、グアバ、ザクロが湧き上がってきます。
口いっぱいに新鮮なイチゴ広がるような果実味。
フレッシュな酸味がベースにあり、果実味の明るい側面を綺麗に描いてくれる。
この酸味のグリップが酒質にメリハリを付けており余韻は軽快ながらも果実が像を結ぶ。
ロゼとはいえ、中間の膨らみや構成の美しさはプティ・ジョーよりも格上。
マルセル・リショーのロゼが好きな方にはドンピシャです。
ワイン名: | ラ ロッシュ ビュイシエール コート デュ ローヌ ロゼ 2020 |
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造り手: | ロッシュ ビュイシエール |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | ロゼ辛口 |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | サンソー60%、グルナッシュ25% 樹齢:20年、シラー15% |
特徴: | 有機栽培 |
輸入元: | オルヴォー |