価格:5,033円(本体 4,575円)
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<インポーター資料より転載>
地中海に浮かぶ島サルディーニャの州都カリアリから東に20kmほど離れた場所にあるヴィッラシミーウサにあるカンティーナです。広大で透き通り青々とした海と、多種多様な果物やハーブが入り混じった森に囲まれた素晴らしい町です。2006年に両親が持っていた土地を譲り受け、妻バルバラと共に葡萄を植え始めたジュゼッペ。[一度しかない人生、自分達が本当にやりたいことをやってみよう]と始まった彼らの挑戦でした。彼らの畑は驚くべきことに、海岸から1km以内の位置にある為、ほぼ海抜は0m、そして砂浜から続く砂主体の土地です。こんなところで葡萄が育つのか、、、と思った時、ふとエトナの火山灰土壌を思い出しました。小さな雑草は非常に少なく、でもしっかりと根付いた葡萄樹やハーブ達は、その砂浜の地中深くにあるミネラルにより、しっかりと成熟を遂げているのです。そして海辺であれば、当然湿った風が畑を包み込みそうなものですが、その風もとても軽く、透き通って感じる程に爽やかだったのを覚えています。そんな環境に植えられた葡萄樹達は、さらに自然を共に生きる仲間である、何種類もの自生ハーブやお花たちに囲まれ、畑に生きる昆虫や微生物の助けを借り、多くの対話を繰り返している事が、この土地の個性の大切な要因であると感じます。
この自然環境、サイクルを大切に守るために、農薬は化学肥料、殺虫剤などは一切使用せず、畑に散布するものは、極少量の銅と硫黄のみです。2010年以降、ワイン醸造を少しずつ開始していきますが、当初から自然酵母での発酵と酸化防止剤の不使用を念頭に醸造をしていました。年々葡萄の樹の成長と共にワインとしての成熟度も素晴らしいものになってきている生産者です。また、今回の私のóltre創業にあたり、いち早く手を挙げてくれた友であり、大切な仲間です。メイガンマのワイン無しにはoltreの起業は考えらなかったでしょう。。。カリアリではその昔、農作業や酪農で朝早くから働いた人達が、青空の下で美味しいお昼ご飯を食べた後に襲われる眠気、その心地よく何とも幸せな時間の事をMeigammaと言ったそうです。その幸せな時間には、きっと美味しいワインもあった事でしょう。カリアリの美味しい空気と透き通った海の海風、そして大きな自然が育む多種多様な命の繋がりが、彼らのワインの美味しさの根源です。大切にしっかりと彼らのワインを皆さんへお伝えしてしていかなくてはと改めて感じています。
ラベルについて・・・ここ数年、毎年全てのラベルが一新されています。その理由についてバルバラは、、、[自分たちのワインは毎年違うのだから、ラベルも出来るだけ変えていきたいと思っているの。今年のラベルもそれぞれのワインの雰囲気や味わいのイメージを重ねてデザインしたので、想像しながら飲んで見てね]とのこと。また2020年は猛暑&収穫直前の雨の影響で収穫量が減り、ビアンコセコンドとリフェルメンタートは生産されませんでした。
<メイガンマ ビアンコ セコンド 2021 白微泡>
カンノナウ100% しっかりと成熟したカンノナウを優しくプレス。昨年はビアンコプリモが発酵が終わらずにそのままボトリングして生まれた微微発泡ですが、今年はカンノナウがそのような状況になったのでやってみたそうです。古い木樽にて発酵し春まで熟成。発酵が終わりきる前に冬になり休んだ状態のまま春を迎えた事により、そのままボトリングを行い、瓶内でガスを閉じ込めました。ガスは微発泡と言っても良い程にはっきりとしたものです。香りはカンノナウそのものの芳醇で魅惑な印象を感じさせます。溶け込むガスも早々に消え、舌の上にはクリーミーな乳酸とボリューミーな果実味が一杯に広がります。
飲めば飲むほどに味わい深く余韻の深い今年のセコンド。ガスが消えると少し酸化のニュアンスが出始めますが、そこからが非常に強く伸びやかです。初見ではあまりピンと来ず、リリースを控えようかとも考えましたが、涼しくなりワインもこの季節を待っていたかのように開き始めましたので、ここでご案内させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
ワイン名: | メイガンマ ビアンコ セコンド 2021 |
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造り手: | メイガンマ |
ヴィンテージ: | 2021年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白微発泡(薄ロゼ) |
産地: | イタリア/サルデーニャ |
品種: | カンノナウ100% |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | オルトレ |