• レ シャン ジュモー 滝 2021 750ml
レ シャン ジュモー 滝 2021 750ml

価格:3,960円(本体 3,600円)

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ワインの説明

<インポーター資料より転載>

ブルターニュ出身のマチュー・ロトリエ氏(41 才)は若い頃はハンディキャップ者の介護補助、短編映 画の作成など様々な職を経たのち、ある時ワイン造りの研修を受け、ワイン造りはアートに似ている、これぞ 自分の求めていた仕事だと思い、2005 年にワイン学校、2008 からマルク・ペノーのところで 4 年間研鑽 を積んだ。2012 年にロワールのこのモントルレ村に移り住み、ワイン造りを志す。ゼロからの出発、住む家 もカーヴもトラクターもすべて探さなければならなかった。このモントルレ村は昔はシュナンの大きな産地であ ったが現在は 5ha を残すのみ。マチューは古い樹の畑を借りることができ、古い時代の復活に想いを馳せ、 この地でワインを造り始めた。海辺育ちの彼は水辺に大きな魅力(エネルギー)を感じ、昔はロワール川 の交易で栄えていたこのモントルレ村を選んだ。このエリアはロワール河の最西のシュナンとなり、満潮時には St-Florent le viel まで入り込む為、西か らの海風の影響を受ける西端となる。彼岸の最満潮時や冬の嵐の際には、風がもたらす大西洋の塩分やヨード、波しぶきがぶどうの熟成に複雑さをも たらしてくれる。蔵名の由来は、彼の借りた古いシュナンの畑名がレ・シャン・ジュモー(Les Champs Jumeaux)で、それを彼の好きな音楽 Chant に 変えてゆくという想いを込めて。オーガニックを目指したのは、オリビエ・クザンのところで飲んだワインが酔いが穏やかで、心地よかったので、それに惹かれた ところから。それとスタート時点でお金がなく、コストもかけずにできたから。2018 年から認証がおりる。伝統的な銅、硫黄に加えて、ドメーヌの周りで取 れるイラクサ、ヒレハリソウ、トクサ、シダ、柳の煎じ薬を使用する。ビオデナミには縛られたくない、自分の感覚でやっている。醸造は手摘み、基本天然酵 母、補糖なし、無濾過、亜硫酸はどうしても必要な時使用。プレスには時間をかけ 8 時間から 12 時間、時には 36 時間かける。ワイン造りは悩んで ばかりでストレスばかりだけど、好きなところはプレスの時、しずくを味わう事。自分の求める味のワインがいつもできるとは限らないけど、ワインに寄り添う事 が出来れば最高。ミネラルや酸は好き、キレがあってアタックがあって、すとんと切れずに少し広がって落ちるのが好き。ラベルの写真は高校の同級生が撮 ってくれたもの。

023 年再訪問。念願のカンティーナとそれに属する畑を 10ha 購入。現在はネゴス(ビオとビオデナミの 2 件の生産者から、栽培から一緒に参加 している。)を中心にやっているが、自社畑も植樹を始めるそう。モントルレの 18 世紀の地図に載っているワイン畑を復活させたい、と意気込む。新しい カンティーナには新しいより大きいファイバータンクが数基増え、プレス機も購入、収穫の人数も 10 人から 20 人になった。タンクから試飲した 2022 年 のムロンドブルゴーニュは、繊細だが芯のつまった果実味(25hl/ha)で安定感が出てきた。マルクペノー仕込みのプレスは、ムロンの繊細さを損なわな いように、夜中に 20 分ごとにスイッチを入れ、ゆっくり丁寧に搾る。収穫時期は 3 時間しか寝れないよとマチュ。2022 年は暖かい年だったので、それを 生かした、ストレートでフレッシュで、熟成を生かした造りを心掛けたそう。ワイナリーとしての安定感も出てきたレ・シャン・ジュモー。リリースが待ち遠しい。

<レ シャン ジュモー 滝 フォル ブランシュ 2021 白>
フォールブランシュ 100%(ナントの近く、Lac de Grand-Lieu 村)樹齢 40 年 ゆっくりプレス 12h。樹脂タンクで発酵。ノンフィルター、SO2 無添加

 

ワイン名: レ シャン ジュモー 滝 2021
造り手: レ シャン ジュモー、マチュー ロトリエ
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
味わい: 白辛口
産地: フランス/ロワール
品種: フォル・ブランシュ
特徴: 有機栽培 酸化防止剤無添加
輸入元: 相模屋本店