価格:4,620円(本体 4,200円)
<テイスティングコメント by me>
綺麗な赤みがかった紫色。
いちご、プラム、梅、ラズベリー、スパイス、クローブ、樽、ヨード、キノコ、鰹節、赤い花、ほのかに枯葉や土などの艶やかな香り。
口に含むと上質な骨格を造る酸味とタンニン、スパイスやヨードの風味を含んだクラシックかつエレガントなピノノワールの味わいが広がります。
いちご、プラム、梅、ラズベリーなどのドライな果実味。
力強い酸味と細やかながらコシのあるタンニンがクラシックな骨格をつくっています。
樽の風味とヨードやスパイス、クローブ、キノコ、鰹節のニュアンス。
しっかりと凝縮感や旨味を感じるポテンシャルを持った味わい。
雑味なく、余韻はスッキリ。
ブルゴーニュのピノと思ってしまうクラシックな王道ピノノワール!
複雑な風味の中に旨味もしっかりと感じられ、和の表情を持っています。
樽の風味は抜栓1日目は顕著ですが、二日目にはかなり落ち着きます。
なので時間をかけてお飲みになることをお勧めします!
日本でこんなピノが造られるとはと感慨深い1本です!
(2023.3.30 抜栓1日目)
<生産者資料より転載(一部抜粋)>
「イレンカ」とは、アイヌ語で理想・希望の意、そして2012年北海道にてスタートした私どものワイン醸造用葡萄畑の名前です。私どもが最初に行ったのは、1ヘクタール程の休耕地に、3,800本のピノノワールの苗を植樹することでした。
ワイン造りは、はじめに葡萄ありき。
その葡萄に私どもが唯一選んだのが 《ピノノワール》。ブルゴーニュ原産の、この黒に近い青紫の果皮をもつ葡萄から醸されるワインは、えも言われぬ香りと深淵なる味わいで、古よりワインラヴァーの心を虜にしてきました。と同時に、わずかな気候、土壌、醸造の違いで香味が微妙に変化する、気難しくも多様性に富む特徴ゆえに、個性的ワイン造りを目指す生産者のチャレンジ精神を掻き立ててもきた品種です。
自らの手で健全で美しい葡萄を育て、理想のピノノワールワインを造ることができたら。そんな大いなる希望を叶えるべく、周囲の方々のご協力のもと、植え付けた苗たちと共に自らも栽培者として、醸造者として成長していけたらという思いで、イレンカの歩みは始まりました。
<イレンカ イレンカ ピノ ノワール 2021 赤>
2021 年ヴィンテージは、夏の猛暑と干ばつが有利に働き、ブドウの熟度の高さが特徴的かと思われますが、イレンカでは酸度とのバランスを考えて
早めの収穫を試みましたので、持ち前のピュアな酸とクールクライメット感を残しつつも、これまでのヴィンテージより凝縮感と骨格のある仕上がりになっ
たかと感じております。ブルゴーニュの好きなドメーヌから仕入れた古樽を含め、初めて樽のみで育成しましたので、以前より樽感が出ており、それがこ
の年のワインにはマッチしたアクセントになっていて、他ヴィンテージとは違う熟成の面白味も期待できるかと思います。(醸造は、例年通り 10R(トアール)ワイナリーで行いました)
外観はやや深い色調のガーネット色。香りは、抜栓直後はやや閉じ気味ですが、時間と共にめざましく開いてきて、カシス、グロセイユ、チェリー、ラズ
ベリーなど赤系・黒系両方の複雑で気品のある果実香に加え、スミレの花、薔薇のポプリ、そしてチョコレート、腐葉土など若干スモーキーかつ土のニ
ュアンスも感じます。 味わいは、凝縮したふくよかな果実味をフレッシュな酸ときめ細かいタンニンが心地よく引き締めていて、その後からじんわりと舌
にしみいる塩味・旨味が食欲をそそります。クリーンでバランス良い味わいは、リリース時点ではともするとフラットな印象を与えかねませんが、エキス分
の豊かさを感じさせる馥郁たる余韻(戻り香)が既に長いので、ゆっくり時間をかけて味わっていただくと、エレガントで奥行きのある風味を楽しんで
いただけると思います。これまでのイレンカのなかでも格別な熟成ポテンシャルが感じられるヴィンテージ。数年以上寝かせると、香り・味わいの重層的
魅力が増して、より官能的なワインになるであろうと予感させます。
ワイン名: | イレンカ イレンカ ピノ ノワール 2021 750ml(※購入条件有り)(※お一人様一本まで)(※送料無料対象外) |
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造り手: | イレンカ、デイビッド アシュレー、永井 邦代 |
ヴィンテージ: | 2021年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | 日本/山梨 |
品種: | 赤ミディアムボディ |
特徴: | |
※日本ワインは原価が高いため、送料が有料の場合は送料相当分を商品価格に載せさせていただくことがございます。ご了承ください。 |