ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

軽く濁ったルビー色。
野イチゴ、ダークチェリー、カシス、スモモ、ラズベリー、カシスリキュール、赤い花、軽くスパイスやハーブを感じるナチュラルな香り。
口に含むと豊かな酸味とナチュラルな旨味が溶け合う軽やかな飲み心地で、赤い果実の繊細な味わいが広がります。
野イチゴ、ダークチェリー、カシス、スモモ、ラズベリーなどのドライな果実味。 豊かな酸味が心地良く口内を刺激し、タンニンは控えめ。 ふんわりと赤い花の香りが口の中にも広がり、 軽く酵母、ヨーグルト、スパイス、ハーブの風味。 余韻はすっきり。

キュッと豊かな酸味が心地良く口内を刺激するドライな味わい！ 軽やかな赤い果実味は暑い季節にぴったりの味わいです！ 少し置いておいて、まろやかさが出るのを待っても良いかも。

（2023.6.11 抜栓二日目）

＜インポーター資料より転載＞

元IBMのコンピューター技師のパトリックは、オーヴェルニュの鬼才ピエール・ボージェにワインを学びながら、2004年にコンピューターの仕事と平行して自らのドメーヌを起ち上げる。2009年にワイナリー一本に絞り、代表的なロゼペティアンと質の高い赤白ワインを作る。2013年からイタリア自然派ワインの仲介を行うクルヴィスと共同でネゴシアンを立ち上げる。

＜ラ ボエム モル 2019 赤＞
品質の良いブドウからできる無添加のワインの美味しさを知ってほしいという、いわばヴァンナチュールが楽 しめる入り口的なコンセプトとしてつくられたワインがこのモルだ。2019 年も、前年同様果実味豊かなボジョ レーのガメイにシラー、グルナッシュ、カリニャン、メルローなどの南のコクを加え、最後に香りのアクセント となるミュスカ・アレクサンドルをアッサンブラージュしたとてもバランスが良く飲みやすいワインに仕上がっ ている！またモルは、生産量が多いので、少しボラティルの気になるドメーヌワインなどをアッサンブラージュ する受け皿にもなっている。ちなみに、今回のモルには、本来ルル 2019 年になる予定だった 2 樽がアッサンブ ラージュされている。出来上がったワインはみずみずしくしなやかで、洗練されエレガントに仕上がっている！ 特に今回のモルはミュスカの塩梅が絶妙で、艶やかな果実味にいつもより比率の多いミュスカのアッサンブラー ジュが加わることで、濃い色合いのワインには全く想像のできないネクタリンのアロマやローズティーのような フレーバーを見事に演出している！ジェネリックワインとは思えない品質の高さに感動すら覚える！

ワインのコンセプトは、品質の保 証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムの ジェネリックワイン！買いブドウはコルビエー ルのアンドレア・ジョリエスとボジョレーのアラ ン・クラバロン、アルデッシュのドゥーテール、 そしてルーションのヴァンサン・ラファージュ から！ワイン名Môlはロマの言葉で「赤ワイ ン」を意味し、ロマと一緒に収穫をした時にこ の名前のヒントを得た！

ダークチェリー、ネクタリン、プラム、スミレ、 シャクヤク、紅茶、山椒、ガリーグ、お香、鉛 の香り。ワインは艶やかかつしなやかなコク があり、清涼感のある凝縮した果実味に繊細 な酸と優しいタンニンの収斂味がきれいに溶 け込む！