価格:3,960円(本体 3,600円)
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<インポーター資料より転載>
ソアーヴェの隣のDOC地区である、ガンベッラーラで、アンジョリーノ・マウレが1989年より、7ヘクタールの畑とともに始めたワイナリー。年生産量は約4万本。畑の土壌は火山岩質で、ミネラル分に富んでいる。斜面も日照条件のいい南東‐南西向き。畑では無施肥による有機農法を実践、ブドウの収量制限、すべてのワインを野生酵母で醗酵、瓶詰めまで二酸化硫黄未添加、バリックから大樽への回帰など醸造理論に関しては、エドアルド・ヴァレンティーニ、ジャンフランコ・ソルデーラ、ヨスコ・グラヴナーらと考えを共する。
Masieri、Sasaia、Picoの違い
Sassaiaに使われるブドウの畑は彼の家の近くにあるパーセルを中心に、標高150m近辺にあるとのこと。仕立てはグイヨ。彼の家の近くのパーセルが石(Sassi)がごろごろしていたためにSassaiaと呼ばれていて、ワインの名前もそうしました。Picoに使われるガルガーネガは、標高250mの3つのパーセル(Taibaneはその中の一つのパーセルの名前)でとれたブドウを使用しています。標高が高いので、Sassaia用のブドウに比べると成熟がゆっくりと進むので、よりミネラルなどに富んだブドウになるとのこと。仕立てはグイヨ。Picoはこの辺りの言葉で、“斜線の上部の点”を指し、そこから“最高のもの”という意味も持つようになった言葉から来ていて、文字通り彼の白ワインの最上級クラスの名前に使用しました。そしてMasieriに使われるブドウは、Sassaiaと同じ畑のブドウで、彼が目指す完熟のレベルに達していないブドウと、Sassaiaの畑に隣接する、ペルゴラという棚仕立ての畑でとれたブドウを使用しています。棚仕立てにすると、収量はグイヨよりも見込めるが、ブドウ1房1房の凝縮性などは薄まってしまうようです。これにはもしかしたら棚仕立てのブドウの方がグイヨのブドウよりも地面からの距離があるために、太陽熱の地面からの照り返しを期待できないということもあるとアンジョリーノは言ってました。Masieriも区画の名前で、”石壁に挟まれた坂道”という意味で、実際に石壁のある急な坂道の脇に棚仕立ての畑があります。
どのワインも醗酵の初期段階は開放醗酵槽を使用し、皮や種ごと行います。彼は醸し(マセレーション)について、培養酵母も酵素も使わないで醗酵を円滑に進めるために野生酵母を有効に活用する必要があり、皮の周りについている酵母を液体に十分に移してあげるために必要な手法と考えているようです。醸しの期間ですが、特に決まりがあるわけでなく、外気温によって変わるそうです。圧搾するタイミングは、皮が炭酸ガスに押し上げられて、浮き上がってきたのを確認した時。標高が低い畑でとれるSassaiaとI Masieri用のブドウはPico用のブドウよりも早く熟し、おおよその収穫時期は9月中旬から10月始めあたり。それに対してPicoのブドウは10月の中旬から11月始めに収穫されるため、その時期の外気温の低さから野生酵母の活動が鈍いため長く醸した状態にするようです。醸造面での違いは小さく、ブドウの品質(熟度、凝縮度など)が、ワインの個性や品質により大きく影響を与えるということになるかと。
ワイン名: | ラ ビアンカーラ サッサイア 2021 |
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造り手: | ラ ビアンカーラ、アンジョリーノ・マウレ |
ヴィンテージ: | 2022年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | イタリア/ヴェネト |
品種: | ガルガーネガ |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ヴィナイオータ |