価格:3,520円(本体 3,200円)
<テイスティングコメント by me>
綺麗なガーネット。
いちご、いちごジャム、梅、ダークチェリー、ドライフィグ、樽、スパイス、赤い花、きのこ、出汁などのしっとりとした奥行きのある香り。
口に含むと滑らかな舌触りで、しっかりとした酸が支える豊かなエキスを感じる果実味と上品な樽の風味、旨味が溶け合った滋味深い味わいが広がります。
ダークチェリー、梅、いちご、いちごジャム、ドライフィグなどの果実味。
綺麗な酸味と控えめながら滑らかで上質なタンニンが骨格をつくります。
樽、バニラ、スパイス、土、枯葉のニュアンス。
出汁やきのこの和の風味を持った上品な旨みがじんわりと広がります。
雑味なくピュア。
余韻もすっきりとピュア。
豊かなエキスを感じる滋味深い仕上がりの2022のコヤチパストゥグラン!
その中にどこかクラシックな品の良さを持っています!
和の風味を持った豊かな旨みがじんわりと広がります!
(2024.3.14 抜栓二日目)
<生産者資料より転載(一部抜粋)>
Lan Seqqua(ラン・セッカ)の Lan は音としてランランラン♪のラン、Seqqua は日本語の”雪華”をもじった造語です。
どちらかというと音のリズムが気に入ってこの名前をつけましたが、強引に意訳すると「楽しい雪」となるでしょうか。
Lan Seqqua のある北海道余市の冬には2mに届くほどの雪が降り、当然、ワインブドウの樹たちは雪の下に隠れてしまいます。しかし、この雪が厳しい寒さを防いでくれるので、ブドウは極寒の冬を越えることができるのです。
それに、僕は冬が好きです。
もちろん寒いし雪かきは大変ですが、季節感のメリハリがあるし、月明かりに照らされた夜の明るく青い雪景色は言葉に出来ないぐらいきれいだし。春夏秋と忙しい季節を駆け抜けてからの冬休みのような静かな時間は、北海道育ちということもあるのでしょうか、とても好きな時間です。
ここにいる限り、雪とともに生活していくのでしょう。
楽しくあれ、といった意味もこめて、楽しい雪という言葉をつけてみました。
<ラン セッカ KOYACHI Passetoutgrain コヤチ パストゥグラン 2022 赤>
葡萄品種: ピノ・ノワール 7 割 + ツヴァイゲルト 3 割
Alc: 12.5%
醸造本数: 約 2,600 本
OYACHI はランセッカのある地域名の「小谷地」から。
ブドウ/栽培
原料はランセッカ自園のピノノワールとツヴァイゲルト。防除ではボルドー
液と硫黄だけを使用。今年は結果期前に葉面散布による栄養素などやってみ
ましたが効果は不明。暑さは 21 年ほどでは無く、雨もほどほどに降ったも
ののやはり 2022 年も暑い夏でした。ブドウが夏バテしていた印象があり、
糖度の上がりが鈍め。明らかな貴腐は少な目で、選果は畑でのみ。
醸造
ツヴァイは全房で終盤のみピジャージュ。ピノはほぼすべて除梗を行ない、
これが発酵終盤になったタイミングでまとめてプレス。ピジャージュなどの
頻度は少なく抽出は軽めに。樹脂タンクで発酵ののち、樽へ。新樽率は 2 割
相当程度。1 年熟成ののち、ブレンドして瓶詰め。亜硫酸は瓶詰め時のみ。
ワイン
黒っぽいカシスやブラックベリーの香り、煙っぽさ、黒豆、主張のある酸、
ウメのようなニュアンスが感じられます。個人的にはもう少し抽出をしても
良かったかなという印象ですが、タンニンは控えめ、全体には冷涼さの感じ
られるライトな赤ワインです。
ワイン名: | ラン セッカ KOYACHI Passetoutgrain コヤチ パストゥグラン 2022 750ml (※お一人様一本まで)(※送料無料対象外) |
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造り手: | ラン セッカ、笠 惇太郎 |
ヴィンテージ: | 2022年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | 日本/北海道・余市 |
品種: | ピノ・ノワール70%、ツヴァイゲルト30% |
特徴: | |
※日本ワインは原価が高いため、送料が有料の場合は送料相当分を商品価格に載せさせていただくことがございます。ご了承ください。 |