ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

濁った紫色。
カシス、ダークチェリー、プルーン、ぶどう、ハーブ、スパイス、カカオ、チョコレートなどの瑞々しくジューシーな香り。
口に含むと滑らかな舌触りで、フレッシュさがしっかりと残った良く熟した果実のジューシーな味わいが広がります。
カシス、ダークチェリー、プルーン、ぶどうなどのフレッシュな果実味。 綺麗な酸味はバランス良く、滑らかなタンニンは細やか。 ほのかにハーブ、スパイス、カカオなどのニュアンス。 雑味なく、余韻もピュア。

ベリーAの香りは控えめで、とてもジューシーな味わいに仕上がっています！ フレッシュさを残したしっかりと熟した果実味に、 カカオやスパイスの風味が加わり豊かな表情をつくります！

（2024.5.15 抜栓三日目）

＜ワイナリー資料より転載＞

2019年よりワイナリー設立に向けた準備を始め、 2022年1月に山梨県北杜市明野の地にワイナリーを構えることができました。 南アルプスや八ヶ岳、茅ヶ岳といった山々に囲まれた明野の地は、仕事をしていてもとても気持ちがよく、 豊かな日照量や山々から吹き降ろす風はブドウの成熟に好影響を与え、今後収穫できるブドウにも期待をしております。

社名の由来ですが、「藝」という字を辞書で調べますと以下のように説明されています。

　1.修練によって得た技能。学問。わざ。
　2.技能をともなうあそびごと。
　3.草木を植える。種子をまく。
ここに、ブドウやワインのイメージから「紫」という字を付け足し、「紫藝（しげい）」とすることで、 先人が培ってきた技術を大切にし、農業としてのワイン造りを大切にしたい、という意味を込めております。

＜紫藝醸造 翠翠 スズ 赤 2023 赤＞
品種：マスカット・ベーリーA主体、メルロー少量
自然発酵 亜硫酸添加なし ノンフィルター
すべて除梗破砕し、発酵終了まで3週間毎日一回ピジャージュ。プレス後、 ステンレスタンクで澱を引き、樽詰め。古樽にて5カ月熟成。

ダークチェリー、フランボワーズ、チョコレートの香り。口中は適度な重さがあり、赤い果実と黒い果 実が交互に顔を出す。穏やかでしっとりとした地味深い味わい。わずかに炭酸ガスが残っているので、 飛ばすとより香りが開く。カラフェするよりも、抜栓後静置して自然に炭酸ガスが飛んだ2日目の味わい がおすすめ。