ワインの説明

＜インポーター資料より転載＞

マニュエルとヴァンサンは2000年にドメーヌ・グ ロージュで一緒に働いた後、2004年エマニュエルは ドメーヌ・デファンの栽培醸造責任者、ヴァンサンは DRCとデュジャックが立ち上げたドメーヌ・トリエンヌ の栽培醸造責任者の経験を経て、2009年アルデッ シュに自らのドメーヌを起ち上げる。

＜レ ドゥー テール シレーヌ 2022 赤＞
ギリシャ神話に出てくる酒の神デュオニュソスの従者で酒好きのシレーノスからワイン名を取ったメルロー 100%のシレーヌ。2022 年は、そんなシレーノスが好きそうな濃厚なワインに仕上がっている。この年は、ブ ドウが超早熟で、メルローの収穫が 8 月終わりとドメーヌ史上一番早かったのにもかかわらず、ブドウの潜在ア ルコール度数は 14.5%を超えていた。雨は 6 月の雹を除き 5 月からほとんど降らず、畑は極度の乾燥状態にあ った。唯一ラストチャンスとして 8 月終わりに予報されていた雨に期待したが、結局降ることはなかった。収穫 したブドウは全て除梗し、選果テーブルを使い雹に当たったブドウ、乾燥して干乾びたブドウなど、粒単位で厳 格な選果を行なった。出来上がったワインは、いつもよりもリッチで果実味が凝縮された太陽を感じる重厚な味 わいに仕上がっている！マニュエル曰く、今飲むのであればガッツリお肉と、そうでなければ最低 5 年はセラー で寝かせてから飲んでほしいワインとのこと。実際、彼らにはドメーヌを立ち上げた 2009 年にも同じようにワ インが超濃厚に仕上がった経験があり、そのボリュームあるワインが 5 年の瓶熟成を経てどんどんフィネスある エレガントなワインに進化していった成功体験がある。彼曰く「あれからブドウの木も 10 年以上成長している。 ブドウの持つポテンシャルは立ち上げ当時の 2009 年と比較にならない」と太鼓判を押す。ちなみに、彼らも熟 成経過を見るため自分たちの個人消費用に 120 本ほどストックしているそうだ！

ワイン名はギリシャ神話に 出てくる酒の神デュオニュソスの従者で 酔っぱらいのシレーノスからとった！

色合いは黒味がかった深いガーネット 色。カシス、ドライプルーン、ブラックチョコ レート、醤油の香り。ワインはしなやかか つコクのある芳醇なボディーに濃厚な果 実の凝縮味、塩気のあるミネラル、若いタ ンニンの収斂味がぎっしり詰まっている！