価格:3,727円(本体 3,388円)
[ポイント還元 75ポイント~]
<テイスティングコメント by me>
微かに濁ったレモンイエロー。細かな泡が見えます。
洋梨、りんご、白桃、熟したレモン、パッションフルーツ、パイナップル、白い花、ハーブなどの活き活きとフルーティな香り。
口に含むと細かな優しい発泡が心地良く、ナチュラルな旨味を含んだフレッシュな果実の豊かな味わいが広がります。
口当たりの良い酸味はバランス良く、味わいに輪郭を与えています。
ナチュラルな旨みがじんわりと広がり、
酵母やほのかなハーブの風味。
微かな苦味も感じます。
余韻はすっきり、旨味が残ります。
やっぱりカミッロのソーヴィニヨンは美味しい!
ソーヴィニヨンの個性とナチュラルなたっぷりの旨味が溶け合う味わい!
優しい発泡にも癒されます!
(2024.9.7. 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマのイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。
カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。
<カミッロ ドナーティ ソーヴィニヨン フリッザンテ 2023 白微泡>
ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。
辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。
ワイン名: | カミッロ ドナーティ ソーヴィニヨン フリッザンテ 2023 |
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造り手: | カミッロ ドナーティ |
ヴィンテージ: | 2023年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白微発泡 |
産地: | イタリア/エミリア=ロマーニャ |
品種: | ソーヴィニヨン・ブラン |
特徴: | 有機栽培 |
輸入元: | ヴィナイオータ |