ワインの説明

＜テイスティングコメント by me＞

不透明な濃い紫。
カシス、ブルーベリー、プルーン、インク、ミント、シダー、樽などのピュアな香り。
口に含むとしっかりとした酸味と豊かなタンニンが洗練された骨格をつくるカシスやブルーベリーの果実味の力強い味わいが広がります。
カシス、ブルーベリー、プルーンなどの凝縮した果実味。 綺麗な酸味はバランス良く、豊かなタンニンは滑らか。 インク、カカオ、ミント、シダー、樽などのニュアンス。 力強く、雑味無くピュア。 余韻もピュア。

洗練された骨格を備えたジューシーなフルボディ！ ポテンシャルがあるので寝かせたいところですが、 現在その豊かな果実味が開いており、ナチュラルワイン特有の柔らかさもあるので、 その溌溂とした若さを楽しみつつ飲むのも良いと思います！

（2024.12.01 抜栓二日目）

＜生産者資料より転載＞

Terre de cielでは、テロワールを映し出すワイン、空と土が見えるワイン造りを目指しています。

​ Terre de ciel＝天空の土地

社名の由来にもその想いを込めています。

自然に寄り添う

葡萄がなりたいワインになるように 収穫を終え、葡萄を潰したらあとは自然のサイクルに任せます。野生酵母により醗酵が始まり、そして終わるのを見守ります。 醗酵の道のりは様々、近道で行くのか、それとも遠回りをしていくのか。いつも近くにいてその成長を見守り、大切な場面では少しだけ背中を押してあげる醸造。 野生酵母での健全な醗酵に必要なものは、病果のない完熟した葡萄を収穫することです。化学物質で一時的に綺麗にしたものではなく、土壌微生物を活性化させ、団粒構造を複雑化させることにより葡萄の根から健全なもの。キャナピーマネージメント（樹冠管理）を徹底し、枝葉1本1枚まで配慮する事で風通し、日当たりを最適な状態をつくっていきます。

Wine ​ヴィンテージ

シンプルに、ありのままのワイン。 自然に育った食材の、素の味を楽しんでいただくように。糠地の空や土、風景、そして葡萄を感じてもらいたいと思います。 Terre de cielのワインを飲んでいただいた時、葡萄の育った土地を見に行きたいと思っていただけるワイン造り。 ファーストヴィンテージは2017年でのリリースでした。 そして、2020年ヴィンテージより自社醸造所でのワイン造りを始めます。 ​葡萄の成長と共に、ヴィンテージの違い、醸造方法の違いも楽しんでください。

＜テール ド シエル ル オワゾ 2023 赤＞
カベルネ・フラン55%、メルロー45% （ファイバータンクで醗酵、樽熟成）
現時点での外観は紫色、香りは ブルーベリー、カシス、ハーブ。 口中は野性味のある紫の果 実味と酸味とハーバルな植物。 まだまだ若すぎる印象。
これらの果実や植物がドライフルーツ やドライフラワーや ハーブになった時に出会って頂きたいと感じました。 年単位で時間をかけて待って頂けましたら幸いです。