ワインの説明

＜インポーター資料より転載＞

2008年にベルヴィルの農業高校で2年間ブドウ栽培と醸造を学び、残りの2年間は1週間学校でワインの勉強、そして1週間は父親のドメーヌで研修という経緯を経て、2012年20歳の時に父デコンブの畑（ACボジョレーとACモルゴン）の4 haを譲り受け、自らのドメーヌをスタートする。また同年にドメーヌと並行して、父ジョルジュと一緒にネゴシアンを立ち上げる。

＜ケヴィン デコンブ モルゴン 2023 赤＞

前年から SO2 無添加、ノンフィルターの仕込みに変えたモルゴン。2023 年は、春から夏にかけて 3 度に渡る 雹の被害に遭い減収だったが、幸い雹が全て小粒だったので大きな被害には至らなかった。だが、雹により傷ん だブドウは選果テーブルを使って厳格に落とした。普段は収穫後そのままブドウをタンクに入れてマセラシオン を行なうが、この年は 9 月後半が真夏のように暑かったので、モルゴン ヴィエーユ・ヴィーニュのように収穫後 4℃の冷蔵庫でブドウを 1 日かけて冷やし、その後ゆっくりとマセラシオンに時間をかけた。出来上がったワイン はみずみずしくエレガントで、ボジョレーのガメイらしいチャーミングな果実味と鉱物的なミネラルとのバラン スが絶妙な清涼感のある味わいに仕上がっている！ケヴィン曰く、モルゴンはまだ出来立てと言えるくらいワイ ンが若く味わいも硬いので、ピノのような色気が出てくるまであと数年寝かせることをおススメとのこと。

エチケットのデザインは標 高の高い畑に毎朝かかる朝靄を表現し ている！畑はモルゴンの中のコルスレッ トに位置する。花崗岩の砂地がエレガン トな果実味をつくり上げる！

色合いは透明感のある紫がかった深い ルビー色。クランベリー、梅、赤いバラ、 エゴマの香り。ワインは艶やかかつエレ ガントでピュアな果実味が染み入るように 優しく、塩気のある鉱物的なミネラル、若 くキメの細かいタンニンがきれいに溶け 込む！