ワインの説明

＜インポーター資料より転載＞

ドメーヌの当主であるレティシアは、2004年に父親と一緒にシャトー・フォン・シプレを立ち上げる。 2005年、夫ロドルフ・ジャネジニを通じてフレデリック・コサールと知り合い、シャソルネイ･デュ・スッドのコラボワインをリリースする。2人はフレデリック・コサールの教えを習得しつつ、徐々に独自のスタイルを確立して行く。そして2018年フレッドとのコラボを卒業し、フォン・シプレとしてS、Gをリリース。

＜フォン シプレ ル コルディエール デ ザンド 2022 赤＞
コルビエールのアペラシオン申請をやめ Vin de France にしたため AC コルビエールが名乗れず、トンチを効 かせたロドルフが Le Corbieres の「ｂ」を「ｄ」に変え Le Cordieres des Andes（アンデス山脈）と言葉遊び のようにコルビエールに掛け新たに名前付けした！グルナッシュ、カリニャン、シラーを約 1200L 分ずつそれぞ れ抜いてアッサンブラージュし、その後 40hL の木桶タンクで熟成を行った。2022 年は収量に恵まれた年で、マ セラシオンを少し長めに取っても抽出が柔らかかった。出来上がったワインは滑らかで、コクがあるが、染み入 るようにしなやかな果実味が何とも心地よい！果実味に溶け込んだ長熟を予感させる上品なタンニンの収斂味が あり、ロドルフ曰く、今飲むのであれば鴨やカスレなどの肉料理との相性は抜群とのこと。ちなみに、この年か らエチケットにデザインが入ったが、絵はグラスに入ったグルナッシュ、シラー、カリニャンの 3 品種をアンデ ス山脈の蘭の花で表現している。コルビエールのアッサンブラージュ文化に敬意を表し、毎年 3 種類のブドウを 同じ配分でアッサンブラージュすることにより、その年のドメーヌの全体像がこのワインを通し表現されている。

VdFはコルビエールを名乗れないためLe Corbièresのbをdに変え、言葉遊びのよう にLe Cordières des Andes：アンデス山 脈に掛け、エチケットのデザインはアンデ ス山脈の蘭の花を3つのグラス（3品種）で 表現している！

色合いは透明感のある深いガーネット 色。ミュール、ドライプルーン、クローブ、タ バコの葉の香り。ワインは上品かつ滑ら かかでコクのある果実味が染み入るよう にまろやか。ほんのりビターで滋味深いミ ネラル、キメの細かいタンニンがきれいに 溶け込む！