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  • ランセッカ 早花咲月 ロゼ 2024 750ml(※送料無料対象外)

価格:2,200円(本体 2,000円)

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ワインの説明

<テイスティングコメント by me>

coming soon

<生産者資料より転載(一部抜粋)>

Lan Seqqua(ラン・セッカ)の Lan は音としてランランラン♪のラン、Seqqua は日本語の”雪華”をもじった造語です。

どちらかというと音のリズムが気に入ってこの名前をつけましたが、強引に意訳すると「楽しい雪」となるでしょうか。

Lan Seqqua のある北海道余市の冬には2mに届くほどの雪が降り、当然、ワインブドウの樹たちは雪の下に隠れてしまいます。しかし、この雪が厳しい寒さを防いでくれるので、ブドウは極寒の冬を越えることができるのです。

それに、僕は冬が好きです。

もちろん寒いし雪かきは大変ですが、季節感のメリハリがあるし、月明かりに照らされた夜の明るく青い雪景色は言葉に出来ないぐらいきれいだし。春夏秋と忙しい季節を駆け抜けてからの冬休みのような静かな時間は、北海道育ちということもあるのでしょうか、とても好きな時間です。

ここにいる限り、雪とともに生活していくのでしょう。

楽しくあれ、といった意味もこめて、楽しい雪という言葉をつけてみました。

<ランセッカ 早花咲月 ロゼ 2024 ロゼ微発泡>
9月頭に余市ラフェトが終わったと思ったら農家さんから連絡があり、キャンベルの痛みが激しいのでもう持っていって良い?とのこと。2023年よりはマシでしたが、やはり暑い年ということで余市町のキャンベル・アーリーは晩腐病で壊滅状態。痛みが多かったため、醸造所の選果を厳し目にしてからタンクへ。

ナイアガラは酸がよく残り、糖度の上がりも順調。しかし sunny side farm さんのナイアガラが不作で、急遽他の場所からお願いしたりしてブドウの量を確保しました。最終的な量は少なかったものの、ブドウは非常に良い状態。糖度も上がりすぎずでちょうど良し。

例年通りとりあえずブドウをそのままタンクに放り込み、物理的な力はあまり加えない状態で置いておいて、時間ができた10月半ばにプレス。今年はいわゆる醸しは少なめです。

発酵が終わってから早めに11月10日ごろに補糖して瓶詰め。2ヶ月半ほど瓶内二次発酵させたのちに1月末ごろからデゴルジュマン(オリ抜き)。もちろんネックフリーザーなど専用の機械などはありませんので、逆さから横向きに持ち上げていき→良きタイミングで抜栓してオリを飛ばし→ピペットで量目を合わせる、というローテクな方法です。

キャンベルの比率が多くなりましたが、色としてはそれほど濃くはなく、鮮やかさのある赤色に仕上がりました。

キャンベルの濃い甘さのある木苺ジュース、アセロラといった赤い果実感が開き、ナイアガラの主張とともにコクや紅茶のような雰囲気もあります。酸はおだやかで、少しの渋さが締めくくります。

リリース直後は少し甘さが残っている場合がありますが、逆に甘さがあったほうがキュートさがあり、特に春先の季節には良いかなと思います。

長期熟成型のワインではありませんので、気が向いたら飲み時です。

ブドウの状態や量については想定より少し良くなかった点はありましたが、ブドウは良かったし、造りもおおよそ考えていたとおりにできたし、(2023年のオレンジみたいな難しい状態にはならなかったし、)個人的には満足のいくものになしました。

 

ワイン名: ランセッカ 早花咲月 ロゼ 2024 750ml(※送料無料対象外)
造り手: ランセッカ、笠 惇太郎
ヴィンテージ: 2024年
容量: 750ml
味わい: ロゼ微発泡(alc9%)
産地: 日本/北海道・余市
品種: ナイアガラ78%、キャンベル・アーリー22%
特徴: