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高樹齢のブドウ畑を求めルーションにやって来たリヴァトン!ナチュラルかつしっかりと奥行きを持ったワインを醸します!こちらはシラーを用いて造られたフレッシュなロゼペティアン!活き活きとすっきりとした飲み心地です!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
軽く濁ったサーモンピンク。泡は控えめ。
いちご、いちごジャム、いちじく、プラム、酵母、仄かに赤い花やスパイスを感じるフルーティかつすっきりとした香り。
口に含むと優しい発泡が心地よく、程よい酵母のニュアンスを感じるいちご、アセロラ、プラムなどの活き活きとした果実の味わいが広がります。
いちご、いちごジャム、チェリー、アセロラ、プラム、いちじくなどのフレッシュな果実味。
泡は穏やかで、フレッシュな酸味と軽いタンニンが味わいに輪郭を与えます。
優しい酵母の風味が溶け込み、すっきりであると同時に程よいコクを持った味わい。
余韻もすっきり。
活き活きとすっきりとした飲み心地のロゼペティアン!
イチゴやチェリー、アセロラなどの果実味がチャーミングです。
キュッと冷やしてランチやアペリティフに!
(2022.8.15 抜栓1日目)
<インポーター資料より転載>
「この地で素晴らしいワインが造れないなら、自分に才能は無い」
南フランス ルーション地方、フレデリック リヴァトンがこの乾いた大地にやって来たのは2004年。かつては酒精強化したワイン、リヴザルトの産地として栄えたこの地域も現在ではすっかり寂れてしまい、地元の協同組合などもバタバタと倒産しています。その一方で、高い樹齢を誇るブドウ畑の多くが売りに出され、この地での過酷な仕事を覚悟した人だけが、宝石のような畑を手に入れ、ワイン造りに挑戦することができます。フレデリック リヴァトンもその一人。暑く乾燥した大地からみずみずしくエネルギーに満ち溢れるワインを生み出しています。
もともとフランス東部、スイス国境に接するフランシュ=コンテ地方にルーツを持つフレデリック リヴァトン。そんな彼が生まれ育った土地を離れ、ルーションという土地を選んだ理由はやはり、樹齢100年近いブドウが植わる畑があったからだと言います。この地に馴染みがあったわけではなかった彼が、過酷な気候の大地にしっかりと根付く高い樹齢のブドウ樹たちを目にした時「この場所で、このブドウで、素晴らしいワインが造れないとしたら自分に才能が無いと言うことだ」と強い信念と決意を持って、自身のワイン造りをスタートさせました。
フレデリック リヴァトンは現在、10.5haほどのブドウ畑に加えて3〜4haほどの土地で養蜂や羊の飼育も行っています。栽培に関しては2010年よりビオディナミを取り入れ(2004〜2009年ビオロジック栽培)、除草剤や化学肥料などを用いずに活力溢れるブドウを収穫するために工夫を重ねています。
2016年には、念願の新セラーが完成。石とコンクリートのみで組み上げられたセラーは、灼熱の太陽が降り注ぐルーションでも保温、保湿が維持され、理想の環境を手に入れました。天然由来の物以外を使いたくない、キュヴェによっては長期熟成が必要との理由から、ファイバータンクを使わず、コンクリートタンクを使用。瓶詰時にもポンプを使用せずに重力を利用するなどワインに負荷を与えない方法で醸造を行っています。
なお、酸化防止剤となる亜硫酸は発酵前に少量添加し、熟成中や瓶詰め時には添加致しません。
<リヴァトン パノラミック 2020 ロゼ微泡>
産地:フランス ルーション地方
品種:シラー
所有している畑が赤ワイン用品種がメインのため、悩んだ末シラーを用いて造られたアペリティフ用のロゼペティアン。マセレーションを全く行わず、単純にプレスしただけなので、非常にピュアで淡いサーモンピンク色をしており、二次発酵用の酵母添加やドサージュも行わないため、クッキリとドライに仕上がっています。
キュヴェ名の『パノラミック』は、フランスの有名な漫画、『アステリックス・エ・オベリックス』に登場するドルイド(祭司)のこと。このピンクの色合いとシュワシュワとした泡は、正にドルイドが作っている魔法のポーションに似ているので、このキュヴェ名になりました。
片麻岩土壌に植えられた平均樹齢25年のシラーから造られ、手摘みで収穫後、ダイレクト プレス。残糖が17g~20gの間で瓶詰めを行い、6ヶ月間熟成させた後デゴルジュマンしますが、その時点での残糖は0gになっています。
淡く華やかなピンクの外観。抜栓直後は酵母のニュアンスが強いですが、徐々に気にならなくなります。野イチゴや赤スグリ、さくらんぼと言った、小粒の赤系ベリーの香り。時間の経過と共に、野に咲く白い花やドライハーブ、オレンジやグレープフルーツの皮と言った爽快感のある香りが拡がります。
非常にドライな仕上がりで、単体で飲むと爽やかさが際立ちますが、料理との相性も良く、ついスルスルと飲み進めてしまいます。ガス圧は強めですが、軽やかな泡立ちと柔らかい酸、小粒な果実のフルーティー感とアフターにほのかなアニス系のフレーヴァーを感じます。ここ数年の中で最もフレッシュ感に溢れ、この暑い夏にピッタリな1本。アペリティフとしても、食後の締めの1杯としても最適です。
ワイン名: | リヴァトン パノラミック 2020 |
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造り手: | リヴァトン、フレデリック リヴァトン |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | ロゼ微発泡 |
産地: | フランス/ラングドック=ルーション |
品種: | シラー |
特徴: | ビオディナミ |
輸入元: | 野村ユニソン |