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エミリア=ロマーニャのアルベルト アングイッソラ!マルヴァジーアに3か月の醸し醗酵を行ったオレンジ!当初はカゼビアンコにブレンド予定でしたが、混ぜるのはもったいないと単体でボトリング!カセキは日本語の化石から!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
軽く濁った明るい杏色。淡いオレンジ色。
桃、黄桃、杏、ピンクグレープフルーツ、洋梨、白い花、香水、ほのかにスパイス、ハーブなどのマルヴァジアらしい華やかな香り。
口に含むと軽く収斂性のあるタンニンが印象的なアタックの後、ミネラルの骨格を持ったマルヴァジアらしい華やいだ味わいが広がります。
桃、黄桃、杏、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、洋梨などのドライな果実味。
酸味はバランス良く、軽く収斂性のあるタンニン。
口の中にも花や香水の香りが広がり、爽やかな苦みがマルヴァジアらしい。
その奥には海藻や塩味などのミネラルの要素が感じられます。
余韻はすっきり。
華やいだマルヴァジアの個性をナチュラルかつ洗練されたスタイルに仕上げた
上質なオレンジワイン!
日本語の「化石」というキュヴェ名の由来となる
ミネラルが骨格をつくります。ラベルもアンモナイトの化石がモチーフに!
(2023.11.11 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
パルマから西に100km、ピアチェンツァの南30kmに位置するトラーヴォは、東西に長いエミリア ロマーニャ州の中でも最西端エリアに位置し、ロンバルディア、ピエモンテ、リグ-リアとの州境に近い。新石器時代の遺跡が発見された歴史的に重要な場所で、トレッビア川の西岸で見晴らしが良く、砦や拠点を作るのに適した地形にあったため、時代の支配者たちが奪い合ってきた争いの逸話がいくつも残されている。アルベルト アングイッソラは、祖父母が住んでいたトラーヴォ郊外の標高530~560mの「カゼ」と呼ばれる地区(カザル ポッツィーノのことを地元でこう呼ぶ)の土地を1998年に購入、ブドウ栽培を始めました。
当初はスプレー缶製造メーカーで働きながらの二足の草鞋だったが、当時ラ ストッパの栽培醸造責任者を務めていたジューリオ アルマーニ(現デナーヴォロ)と親交が深かったことから様々なアドバイスを受け、徐々にブドウ栽培とワイン醸造の世界にのめり込んでいき、2012年に正式退職しワイン造りに専念することとなりました。アルベルト自身がブルゴーニュのワインが好きであったことと、カゼの標高の高さ、土壌の性質を考えピノネーロを植え、自然環境に最大限のリスペクトを払った農業を実践、2000年に自身初めてのワインを醸造しました。2007年から実験的に発泡性ワインも醸造。2009年ヴィンテージまではラ ストッパの醸造所を間借りしてましたが、自身のワイナリーが完成した2010年以降は自らのワイナリーにて醸造を行っています。ワイナリー近くで耕作放棄されそうになっている高樹齢のブドウ樹が植わる区画を2011年から借り始め、2012年に新たにピノ ネーロを植え畑を作りました。現在は共同経営者のディエゴ ラガッツィと共に、4.5ヘクタールの畑から年間約3万本を生産しています。
<アルベルト アングイッソラ カセキ 2021 オレンジ>
マルヴァジーア100%の、3か月に渡る醸し醗酵を行ったワインで、本当でしたらカゼビアンコ2021の2回目のボトリング分にブレンドされる予定だったのですが、もう一方のワインの揮発酸が高くなってしまったのと、際立った個性を持っているワインなので混ぜるのはちょっともったいないと考え直し、単体でボトリングすることに。香り、果実、タンニン、余韻の塩気と言いますかミネラル感(なにせカセキと命名するくらいですから…)、あらゆる要素が充実したワインです。
ワイン名: | アルベルト アングイッソラ カセキ 2021 |
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造り手: | アルベルト アングイッソラ |
ヴィンテージ: | 2021年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口、オレンジワイン |
産地: | イタリア/エミリア=ロマーニャ |
品種: | マルヴァジーア ディ カンディア |
特徴: | 有機栽培、酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ヴィナイオータ |