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高樹齢のブドウ畑を求めルーションにやって来たリヴァトン!ナチュラルかつしっかりと奥行きを持ったワインを醸します!凝縮したエキスを感じる果実味と豊かな酸がバランス良くまとまった上質な白!白身のお肉と合わせても!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
濃い黄色~黄金色。
レモン、洋梨、りんご、桃、白い花、ミネラル、ほのかにスパイスなどの豊かな香り。
口に含むと良く熟した果実味と酸味のバランスが素晴らしいフルーティかつ複雑な味わいが広がります。
レモン、洋梨、りんご、桃などの良く熟したドライな果実味。
豊かな酸味がしっかりと味わいに溶け込み、クールなミネラルと共に
ボリュームのある果実味をしっかりとまとめています。
凝縮したエキスを感じ、ほのかなスパイスなどのニュアンス。
余韻はすっきり。
凝縮したエキスを感じる果実味と
豊かな酸味がバランス良くまとまった上質な白!
しっかりとした味わいなので、白身のお肉と合わせてもGood!
※多めの澱があります。
(2022.8.10 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
「この地で素晴らしいワインが造れないなら、自分に才能は無い」
南フランス ルーション地方、フレデリック リヴァトンがこの乾いた大地にやって来たのは2004年。かつては酒精強化したワイン、リヴザルトの産地として栄えたこの地域も現在ではすっかり寂れてしまい、地元の協同組合などもバタバタと倒産しています。その一方で、高い樹齢を誇るブドウ畑の多くが売りに出され、この地での過酷な仕事を覚悟した人だけが、宝石のような畑を手に入れ、ワイン造りに挑戦することができます。フレデリック リヴァトンもその一人。暑く乾燥した大地からみずみずしくエネルギーに満ち溢れるワインを生み出しています。
もともとフランス東部、スイス国境に接するフランシュ=コンテ地方にルーツを持つフレデリック リヴァトン。そんな彼が生まれ育った土地を離れ、ルーションという土地を選んだ理由はやはり、樹齢100年近いブドウが植わる畑があったからだと言います。この地に馴染みがあったわけではなかった彼が、過酷な気候の大地にしっかりと根付く高い樹齢のブドウ樹たちを目にした時「この場所で、このブドウで、素晴らしいワインが造れないとしたら自分に才能が無いと言うことだ」と強い信念と決意を持って、自身のワイン造りをスタートさせました。
フレデリック リヴァトンは現在、10.5haほどのブドウ畑に加えて3〜4haほどの土地で養蜂や羊の飼育も行っています。栽培に関しては2010年よりビオディナミを取り入れ(2004〜2009年ビオロジック栽培)、除草剤や化学肥料などを用いずに活力溢れるブドウを収穫するために工夫を重ねています。
2016年には、念願の新セラーが完成。石とコンクリートのみで組み上げられたセラーは、灼熱の太陽が降り注ぐルーションでも保温、保湿が維持され、理想の環境を手に入れました。天然由来の物以外を使いたくない、キュヴェによっては長期熟成が必要との理由から、ファイバータンクを使わず、コンクリートタンクを使用。瓶詰時にもポンプを使用せずに重力を利用するなどワインに負荷を与えない方法で醸造を行っています。
なお、酸化防止剤となる亜硫酸は発酵前に少量添加し、熟成中や瓶詰め時には添加致しません。
<リヴァトン ベジョーヌ 2019 白>
産地:フランス ルーション地方
品種:マカブー40%、グルナッシュブラン60%
キュヴェ名の『ベジョーヌ』とは古いフランス語で、生まれたての小鳥の事。生まれたての鳥は、くちばしに薄い黄色いフィルム状の物が張付いているので、その様に呼ばれています(Jaune = 黄色)。その為生まれたて=経験が無い人を、ベジョーヌと呼びます。このキュヴェは Blanc Bec より若い樹齢のブドウで造られています。
丸い小石が点在する赤い粘土質土壌の畑で、平均樹齢15年のマカブーとグルナッシュブランから造られ、収量は20ha/L。手摘みで収穫し、ダイレクトプレス。品種別に醸造し、アルコール発酵後にアッサンブラージュを行い、コンクリートタンクで8か月間の熟成を経たのち瓶詰。亜硫酸はアルコール発酵前のプレスしている際に2mg/L 添加。SO2 total<10mg/L、SO2 libre<5mg/L。
2019年は非常に暑かった年で、6月中旬まではすべてが順調に推移していましたが、6月下旬から猛暑日が続き、7月にはブドウや葉も焼け焦げてしまう大変な年でした。その為、ワインにフレッシュ感を残すことに苦心しました。
黄金色の外観。繊細でエレガントな香りが特徴で、白い花系のフローラルな香りに加え、フレッシュな洋梨やリンゴ、白桃などのフレッシュで青いフルーツの香りで華やかな印象。口当たりは柔らかく丸みがを感じますが、凛としたミネラルやキレのある酸を感じられます。
暑苦しさの無いスッとする爽快感が特徴で、凝縮しつつもフレッシュ感のある果実味と長い余韻が満足度を高めてくれるワインです。
料理とのマリアージュとして、魚料理、豚や鳥など白身の肉料理、チーズとの相性が良好。サーヴィス温度は11℃前後をおすすめします。なお、2日目以降も不安定になる事はなく、安心して飲み進めることが出来ます。
ワイン名: | リヴァトン ベジョーヌ 2019 |
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造り手: | リヴァトン、フレデリック リヴァトン |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | フランス/ラングドック=ルーション |
品種: | マカブー40%、グルナッシュブラン60% |
特徴: | ビオディナミ |
輸入元: | 野村ユニソン |