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スペイン カタルーニャのセイエル ノウ メス!村名にちなんだノウ=9と、常に進化したいという心意気でメス=+というのが蔵の名前の由来!ナチュラルな飲み心地と奥行きのある複雑な味わいが魅力のエキゾチックで艶やかな赤!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
微かに濁った少しオレンジがかった明るい赤色。
ダークチェリー、ラズベリー、プラム、赤い花、スパイス、漢方、ドライハーブなどの艶やかな香り。
口に含むと柔らかな口当たりからエキスを豊かに感じる中間部、エキゾチックで艶かな赤い果実の味わいが広がります。
ダークチェリー、ラズベリー、プラムなどの柔らかな果実味。
綺麗な酸味はバランス良く、滑らかなタンニンは中程度。
味わいに溶け込んだミネラルと共にナチュラルな旨味も感じられ、
スパイス、漢方、海藻などの風味がエキゾチックに味わいを彩る複雑な味わい。
雑味なくピュア。余韻はすっきり。
エキゾチックなスパイスや漢方の風味が味わいを彩る色っぽく艶やかな赤!
ナチュラルな飲み心地と奥行きのある複雑な味わいが魅力!
(2023.7.21 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
セイエル・ノウ・メスとは?
超有名 DO のペネデスとプリオラートに挟まれた、超無名
DO タラゴナの未来を担ったモイセス・ビルジリ。
モイセスとはモーゼ(十戒、海を割った伝説の)のカタ
ルーニャ語。
カバの巨大メーカーに買い叩かれるおびただしい量産ぶ
どうの産地で、命を込めた育てられた畑や古木を守るべ
く、モイセスが立ち上がった!
彼の畑は、DO タラゴナのラ・ノウ・デ・ガイア村にあ
る。海から 4km、背後は山。ずっと風が吹き、40 度を超え
た異常熱波の 2019 年も 30 度ちょっとしかいかない。
父が引退し 2010 年から継いで徹底的に畑を BIO 化。
それまでも自然醸造家として活躍。テロワールの違いによ
ってぶどうの凄みが躍り出るワイン造りを熟知していた。
蔵元名『セイエル・ノウ・メス CELLER 9+』は、村名ノ
ウ=9 と、メス=+(プラス)の意味。常に進化したいモ
イセスの「さらにプラスへ!!」というポジティブな意味
を込めて!
テロワールと畑
現在、26 区画 19ha のぶどう畑を所有している。
畑は、純度が極めて高い石灰岩が長年に崩れたパウダー
砂。だから白い畑!これが、ミネラルのミクロ的細やかさ
に繋がる。
6 月後半から冬を越して剪定が終わる時期までは、畑を耕
さない。剪定が終わり春が訪れる前に、雨が降ったら表面
だけを耕す。これは、雨が降ると土が固まり、乾くとひび
割れることが多く、地中の水分がそこから蒸発することを
防ぐため。
モイセスが守りたかった地場品種
カバによく使われるチャレロをこの地ではカルトゥシャ
と呼ぶ。
しかし、カバ原料のチャレロとは趣がまったく違い、
ノウ・メスの畑では、カルトゥシャがゆっくりゆっくりと
成熟する。それゆえ、旨味、深みの凝縮が極めて品良く進
む。そこにパウダーミネラルが見事に絡み合い、この蔵な
らではの味筋に育っていく。
また、スモイは楕円形の粒のユニークな地場品種。タンニ
ンが粗く酸が強い為、だんだん扱う蔵元が減っていった。
しかし、モイセスの畑では、見事にエレガンスの極み的ス
モイが熟す!
造りのこだわり
エスノウシリーズ以外は、フリーランジュースだけで醸
す。(超贅沢!!!それでこの価格を実現させるなんて考え
られない!)
SO2 も人工酵母も全く使わない。畑の元気良いぶどうで初
めにスターターを造り、元気な自然酵母を育ててから発酵
を始める。
樽は使わず、スモイのみアンフォラを使用。彼の蔵には
赤粘土と白粘土のアンフォラがあり、驚くことに全く味わ
いが違う!
スパークリングワイン醸造でも、瓶内 2 次発酵は同じ畑
のジュースを加えるだけ。門出のリキュールは入れないブ
リュット・ナチュール。
だから正真正銘、全てのワイン造りは純粋にナチュラル
なぶどうだけが原料なのだ!
<セイエル ノウ メス カンタペルディウス 2019 赤>
品種:スモイ、ウル・デ・リュブレ(テンプラニーリョ)、
カルトゥシャ(チャレロ)
土壌:粘土・シルト・砂が混ざり合い、砂の割合が
高めの土壌で標高100mほど。樹齢は10年ほど。
醸造:除梗、ステンレスタンクでマセラシオン、
アルコール発酵(6日間、22〜24℃)。
プレスし、フリーラン果汁のみを使用。
澱引きせず、澱と共にステンレスタンクで
10ヶ月寝かせる。清澄・フィルターなし。
「山鶉(うずら)が鳴く場所」という意味で、畑の名前。
スモイとテンプラニーリョによる
止まらないスイスイ旨味系の赤ワイン!
アメリカンチェリー、ブルーベリーなど
心地よい柔らかい甘みと丸み、
うまみとともにスモイの柑橘系の酸が。
スイスイ心地よいバランスに感服。
ワイン名: | セイエル ノウ メス カンタペルディウス 2019 |
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造り手: | セイエル ノウ メス、モイセス・ビルジリ |
ヴィンテージ: | 2019年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | スペイン/カタルーニャ |
品種: | スモイ、ウル・デ・リュブレ(テンプラニーリョ)、 カルトゥシャ(チャレロ) |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | BMO |