ワインの品質保持のため春~秋の配送にはクール便のご利用を強くお勧めしております。クール便をご利用されなかった場合の液漏れなどのクレームはお受けできません。何卒ご了承くださいませ。m(_ _)m
ローヌのレ マオ!元科学研究者であるヴァンサンの自然派ワインへの情熱が形となったドメーヌ!ピュアな赤い果実の味わいがふんわりと優しく軽やかに広がります!キノコや出汁の風味も感じられ、ナチュラルな旨味がたっぷり!
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
微かに濁った明るい赤。
ラズベリー、イチゴ、アセロラ、スモモ、赤い花、バラ、キノコ、出汁など優しくチャーミングな香り。
口に含むと柔らかく軽やかな飲み心地で、キノコや出汁の風味が溶け込んだ旨味たっぷりのピュアな赤い果実の味わいが広がります。
ラズベリー、イチゴ、アセロラ、スモモなどのフレッシュな果実味。
口当たりの良い酸味と控えめなタンニン。
豊かな旨味とスパイス、キノコ、出汁などの風味。
雑味なくナチュラル&ピュア。
余韻はすっきり。旨味が残ります。
薄旨好きにはたまらない1本!
優しく軽やか、そしてとってもピュアな赤い果実の味わいに
溶け込んだキノコや出汁の風味が良い感じ!
ナチュラルな旨味がたっぷりです!
(2023.5.27 抜栓二日目)
<インポーター資料より転載>
ドメーヌレマオのヴァンサンは科学研究者として何事にも没頭する性格で仕事にのめり込んでいた時期がありましたが、科学の世界の真実に疑問を感じていました。
物事の本質を知る為にはもっと違う方面からのアプローチから説明できないのではないだろうか?もちろん、現在の科学の小さい分野を徹底的に研究することは価値があることはわかる。でも自分の人生をこんなことに費やしていて良いのか?と疑問を感じていました。
研究者としてアイルランドの長期滞在からフランスに帰ってきた時に、滞在中の任務を評価されてボーナスが支給されたのをきっかけに、昔から好きだった自然派のワインを頻繁に飲むようになりました。何事にも没頭していくヴァンサンは自然派ワインの美味しさに夢中になってしまったのです。ボーナスの殆どを自然派ワインに費やしてしまう程のめり込みました。
そのうちに、飲んでいるだけでは物足りなくなり、造り手の訪問をスタートしました。
クロード・クルトワ、ダール・エ・リボ、ラングロール、など多くの自然派醸造家を訪問して、彼らの情熱と満ちた生き方に段々魅了されていったのです。自然を相手に美味しい液体を造りあげることに集中している姿に感動しました。
醸造家達の人間的な生き方にますます興味を持ち、彼らと一緒にテーブルを囲んでワイン造りを話合うような世界に入りたいと真剣に思うようになったのです。そして、もうこの思いは止められませんでした。
そして2013年にワインの世界で生きていく事を決意し、祖父母の実家である南ローヌ・アヴィニョンの街を東に行ったヴォークリューズ地方に移り住んだのです。そしてヴァンサンはGordes村周辺に3.5hの古木の畑を入手し妻のオレリーとドメーヌレマオを2014年に立ち上げました。
畑は全て有機栽培。カリニャン、サンソー、オーヴァン(クノワーズ)の古木から収穫した葡萄を除梗せずにグラップ・アンティエール(葡萄房丸ごと)にて発酵槽で仕込むセミ・カルボ醸造のキュヴェと、すのこの板を使い除梗したうえでマセラシオンを行うキュヴェを造り分けています。
南ローヌにありながら、この地区の特徴は冷涼な気候。収穫が始まるのはラングドックや他のローヌ地方はもとよりブルゴーニュ地方より収穫が遅いくらいです。冷涼な気候の影響で糖度はさほど上がらずアルコール度数10.5度から11度のきれいな酸の乗ったエレガントなワインが造り上げられます。収穫時期も気温が上がらないので、収穫したぶどうを冷やすことなく野生酵母で発酵させ、低温による発酵でより一層の果実味を生み出しています。
ドメーヌ名のレ・マオとはオキシタンでMauvaise(悪い、劣った)という意味。みにくいアヒルの子の童話から連想し名づけたドメーヌ名です。アヒルは最初のヴィンテージから白鳥として飛び立ったかもしれません。それくらい南仏とは想像できない優しく、エレガントでフレッシュな美味しいワインです。どこで修業することもなく独学でワイン造り上げたヴァンサンのセンスには要注目です。
<レ マオ オントレ シャ 2021 赤>
グルナッシュ38%
クレレット38% サンソー24%
全房のままの葡萄を品種ごとにタンクを分けて5~8日間の
短めのマセラシオンし、春にブレンド。
その後ステンレスタンクにて熟成。
このキュヴェは猫の間と言う意味。
濁りのある淡いチェリーレッド。
小さいバラの花の艶っぽさのある香りや瑞々しいさくらんぼの果実味、さらにチェリーボンボンなど
のチャーミングな香り。
ピンクグレープフルーツのような柑橘感、山椒などの細かなスパイスも感じられます。
軽快な飲み口ですが、構成はしっかりとしている印象。
緻密な酸とタンニンが溶け込んでおり、ピンクグレープフルーツのような心地よいほろ苦ささグレナデ
ンシロップのような余韻です。
ワイン名: | レ マオ オントレ シャ 2021 |
---|---|
造り手: | レ マオ |
ヴィンテージ: | 2021年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 赤ミディアムボディ |
産地: | フランス/ローヌ |
品種: | グルナッシュ38%、クレレット38%、サンソー24% |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | サンフォニー |