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多くの人々に愛されたレ ヴァン コンテのオリヴィエ ルマッソンが2021/6に亡くなりました。インポーターが彼との別れを惜しみ、大事に寝かせた白がリリース。こちらは彼の最後のヴィンテージとなる2020のムニュピノ&シュナン。
ワインの説明
<テイスティングコメント by me>
明るいレモンイエロー。
レモン、グレープフルーツ、レモンピール、ライム、りんご、ハーブ、白い花などの柑橘系の爽やかな香り。
口に含むとキリッと豊かな酸が心地良いアタック、レモンやグレープフルーツのすっきりとした果実味が広がります。
レモン、グレープフルーツ、レモンピール、ライム、りんごなどのドライな果実味。
骨太な酸味が味わいの骨格をつくります。
ハーブ、ミネラル、ほのかにハチミツなどのニュアンス。
ほのかな苦みも爽やかです。余韻もすっきり。
キリッと骨太な酸味が味わいをつくる辛口白!
レモンやグレープフルーツの柑橘系の果実味のすっきりとした飲み心地!
魚介類やさっぱりとした野菜料理と!
(2024.7.6 抜栓一日目)
<インポーター資料より転載>
【2020はオリヴィエ・ルマッソン最後のVTGです】
昨年2021年6月1日、オリヴィエ・ルマッソンは旅立ちました。
私事ではありますが、前職の入社試験代わりのTasting Reportは彼のアリゴテ2006。
それが彼のワインとの出会い。
以後10年以上、営業マンとして嫌というほど彼のワインと向き合い、正直もう取扱いをやめたいと思ったこともあり、
オリヴィエ本人にも正直に苦しさを打ち明けたこともあります。
醸造家とワイン営業マンとして彼のワインの現状や問題点、将来について多くを語り合い、共に改善・成長してきたという想いがあります。
ですので、ここ5年ほどの彼のワインの成長ぶりに、時に試飲して感激して涙がこぼれたこともあります(本当です)。
彼は非常に多くの人々に愛された人間です。
ロワールの彼の醸造所横のTasting Roomは、いつ行ってもいつも彼に会い
に来た農家仲間、醸造家仲間でいっぱいでした。
口下手であまり多くを語りませんが、その何ともいえない穏やかな空間の中
心にはいつも静かに微笑み、グラスを持ち、紙たばこを加える彼がいました。
不器用な生き方だったのかもしれませんが、まっすぐな性格で努力家、仲間
を想いやり周りの人間をとても大事にする人間性。
葬儀にはフランス中からワイン関係者がたくさん集まったそうです。
今回リリース致しますのは彼の最後のVTGの赤ワインが中心。
彼のワインは春から夏が一番似合うのでは?と長年思っていたので、
Last VTGとなる2020は21年夏に入荷後、しばらく寝かせておりました。
きっと彼が目指してきたスタイルはこうだったんだろうな、、、という素晴らしい
出来栄えです。
白ワイン達は赤ワイン以上に抜群のポテンシャルを秘めていますので、もう少
し寝かせた後、皆様に飲んでいただきたいと考えています。
彼が生んだワインはまだまだ生きています。
そしてこれからもまだリリースを控えています。
どうか皆さま、最高のDaily Natural wineに魂を注ぎ続けてきた生産者
オリヴィエ・ルマッソンの顔を、
ワインを飲む際に少しでも思い出していただければ、、、
オリヴィエも天国で微笑んでくれるような気がいたします。
<レ ヴァン コンテ ソワ ミニョン 2020 白>
「喉が渇いていなくても飲める」という名前のキュヴェです。シレックス
の混じった粘土質土壌で育った高樹齢のムニュピノーとシュナンブラ
ンを醸しながら一晩かけゆっくりプレス、グラスファイバータンクで発
酵、ステンレスタンクで熟成しました。クリアなグリーンイエロー色、カ
リンやオレンジ、完熟みかん、リンゴの香り、豊かでジューシーな果実
味が口中に拡がり、少し高い酸味と複雑味のあるコクが楽しめます。
ワイン名: | レ ヴァン コンテ ボワ サン ソワフ 2020 |
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造り手: | レ ヴァン コンテ |
ヴィンテージ: | 2020年 |
容量: | 750ml |
味わい: | 白辛口 |
産地: | フランス/ロワール |
品種: | ムニュピノー 50%、シュナンブラン50%( |
特徴: | 有機栽培 酸化防止剤無添加 |
輸入元: | ディオニー |